書籍名：

演劇人25号

発行日：

2009-08-25

●対話=いま〈芸術・文化活動〉に問われていること
　〈精神の型〉としての専門家
　集団の目的とリーダーの役割　鈴木忠志+金森穣

●〈有度サロン〉公演/鈴木忠志演出『ディオニュソス』アフター・トークより
　　〈集団〉というフィクションの力
　　鈴木忠志氏に聞く　聞き手　宮城聰

●特集=〈21世紀日本―再生のための課題とは何か〉
　　どこから来てどこに行くのか　舞台芸術を載せている場としての21世紀　菅孝行
　　人口減少における新たな文化政策の潮流　野田邦弘
　　帝国復活論　大岡淳
　　三つの物語　文化の危機と再生について　深谷公宣
　　日本演劇界再生のための「撤退戦略」と、その「リストラクチャリング」について　松宮信男
　　演劇人よ、もはやこの際、劇場を作ろう!　中島諒人
　　公共劇場とアーティストの協働　桑原和彦
　　「この十年、次の十年」　原田一樹
　　「敗北の演劇」小史　鹿島将介
　　22世紀に向かって叫び続けろ　当麻英始
　　現代演劇による日本再生(かっこよい演劇によって、日本が、日本を生き直すこと。)　田口アヤコ
　　「環境・精神の未来と、解決策」　松尾交子
　　求められる演劇。演劇の役割とは?　土倉一馬
　　山口県高等学校演劇部の成立過程と今後について　山口武信
　　浮遊する共同体　「表層のイデオロギーとして回帰する記憶の検証」序説　こしばきこう
　　〈悪夢の世界〉の方法化　鈴木忠志演出『世界の果てからこんにちは』をめぐって　山村武善

　●座談会=地域における〈芸術・文化活動〉の課題と展望
　　考える〈人と場〉のネットワークの形成へ
　　創造の原点=拠点から再考する
　　下山久+石川利江+中島諒人+斉藤郁子　司会=菅孝行