お知らせ INFOMATION

利賀文化会議

設立趣旨

「人間の豊かな可能性の獲得のために」


私たち文化・教育活動に携わるものは、政治や経済活動の世界的状況を踏まえて、我が国の文化・教育活動の制度・環境をどのようなものにしていくべきかを検討し、その成果をより良く実現させるように行動する必要があると思います。

このような趣旨に基づき、当財団は、富山県南砺市利賀村に本拠をおいて、様々な活動を続けています。いままで以上に、世界的に知られている利賀から、知的文化活動を世界に向けて発信していくことを鮮明にしていきます。

主な事業

SCOTサマー・シーズン

鈴木忠志演出作品、海外からの招聘作品、海外及び国内の優れた演劇人が、利賀で創造した舞台作品などを上演するフェスティバル。

利賀・鈴木演劇塾

海外及び日本の若い演出家、俳優に鈴木忠志の演出理念および訓練を教える。

利賀サロン

日本のオピニオンリーダーが会員となり、政治・経済・社会・芸術など様々な視点から現代社会の現状を分析し、問題点を洗いだし、会員同士が討議を行う。あわせて一般市民向けの公開講座も行う。

名称 公益財団法人利賀文化会議
Toga Cultural Foundation
設立年月日 2000年3月31日
主務官庁 内閣府
所在地 利賀 富山県南砺市利賀村上百瀬字東山43
東京 東京都港区高輪2丁目15番24号

役員

理事長 鈴木忠志(演出)
評議員 青柳正規(多摩美術大学理事長、元文化庁長官)
安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン、前国際交流基金理事長)
伊藤裕夫(文化政策学)
大久保滿男(元日本歯科医師会会長)
大澤真幸(社会学)
苅部直(東京大学教授、政治学)
河合隆(元北日本新聞社会長)
菅孝行(演劇評論家)
久和進(北陸経済連合会会長)
西垣通(東京大学名誉教授、情報学)
平田オリザ(劇作、兵庫県立芸術文化観光専門職大学学長)
水野和夫(法政大学教授、経済学)
𠮷田忠裕(YKK株式会社相談役)
渡辺保(演劇評論家、芸術院会員)
理事 岩片健一郎(常務理事)
河野孝(演劇評論家、元日本経済新聞編集委員)
重政良恵(SCOT事務局長)
高田みどり(音楽家)
田中幹夫(南砺市長)
中島諒人(演出、鳥取県教育委員、鳥取大学経営協議会委員)
湊千洋(YKK株式会社)
山村武善(「利賀から世界へ」編集長)
監事 金田豊(利賀芸術公園園長)
(役職名は、2021年4月10日現在のものです)

理事長挨拶「新しく人類の共有財産を創り出すために」

公益財団法人 舞台芸術財団利賀文化会議 理事長 鈴木忠志

公益財団法人
利賀文化会議
理事長
鈴木忠志

 私たち日本人は高度な電子情報化社会の中を生きはじめました。そこでは、日本のみならず、世界は空間的にも時間的にも圧縮され、日本の各地域で生活する人たちの情報を素早く共有することができるだけではなく、いま地球上ではどのようなことが起きているのか、それに対してどのような反応があるのかも同時進行的に知ることができるようになりました。しかしその反面、かつて富の配分をめぐって、はなはだしい不平等が起こったように、情報の不平等化のために不安定な社会状況が起きつつあるのも事実です。また電子情報化によってもたらされた急激な生活様式の変化は、世代間の断絶や家族・地域の崩壊という現象も引き起こしています。そのため世界の多くの人々は、社会道徳や倫理観の低下によって、予測もつかない犯罪や事件が起こるのではないかという不安をも感じはじめています。

 こういう時代を生きる人間に必要とされることは、それぞれの民族や国家が大切にしてきた文化遺産の中から、何がこれからの人類共有の財産になるのかをもう一度検討することではないでしょうか。そして、新しく人類の共有財産を創り出すための提言や具体的な実践をしていくことが大切だと思います。それにはまず、今まで日本人が長年にわたって形づくってきた精神的価値観や社会制度を再検討するところからはじめなければなりません。そして、よりよいものは残し、人間ひとりひとりが実り多い人生を送るために障害となるような価値観や制度は変えていかなければなりません。それでなければ、私たち日本人が21世紀の世界に何らかの大切な役割を担っていくという実感と、それによってもたらされる生きがいをもつことはできないでしょう。

財団資料

公益財団法人利賀文化会議 定款(PDF) a

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