平成14年度舞台芸術活性化事業
原作:
ハインリヒ・フォン・クライスト
演出:
ペーター・ゲスナー、森本孝文
出演:
松尾容子(うずめ劇場)、中村優子(ク・ナウカ)、大久保倫明 他
日時:
8月29日(木)18:30開演
会場:
利賀山房
詳細:
ハインリヒ・フォン・クライストはドイツで最も有名な詩人の一人です。彼は31才になったとき。ピストル自殺しました。クライストは世界に妥協しませんでした。ペンテレージアの一番有名な文章は、彼の考え方を端的に表現しています。“生命力を失いかけた樫の木は嵐の中でも立っているのに、かえって元気盛んな樫の木のほうが、嵐がその樹冠につかみかかり、どうとばかりに打ち倒してしまうものです。”
〈あらすじ〉
古代ギリシャの時代、ギリシャ軍はトロイアを包囲するものの、膠着状態にあった。そこへ突然、もうひとつの予期せぬ軍隊が出現する。男性を排除した女性戦士の大軍、女王ペンテレージア率いるアマゾネスの軍団である。ギリシャとトロイアの将軍達は同盟を結ぼうと彼女にへつらうが、女王は双方に対し手助けを拒み、逆に攻撃を開始する。混乱する男たちをよそに、“いい男”をさがして奔走するペンテレージア。女王の理解しがたい行動の真意とは?
チケット料金:
2,500円