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事業アーカイブ 総合プログラム(2010年)

第17回BeSeTo演劇祭(日本開催)

第17回BeSeTo演劇祭(日本開催)
文化の交叉点から未来を描く日中韓の共同事業

日本、中国、韓国の政府首脳が一堂に会することがまだなかった1994年、3カ国の芸術家の決断により創設された〈BeSeTo演劇祭〉は、先駆的な事業として驚きと注目を集めました。その後も、さまざまな政治外交上の曲折のなかにあって、16年の長きにわたり継続し、演劇祭という枠組みを超え、いまや東アジアを代表する国際文化会議としての役割を担うに至っています。韓国の金義卿氏(韓国国際演劇協会会長:当時)が、中国の徐暁鍾氏(中国戯劇家協会副主席・国立中央戯劇学院院長:当時)と日本の鈴木忠志氏に呼びかけたことから立ち上げられた3カ国による文化交流共同事業は、相互の文化の違いを認識しつつ、日中韓の芸術家が共同作業を行うことによって、芸術を核とする相互理解を促進するとともに世界文化への貢献を目指しています。

 

BeSeToとは、北京(Beijing)、ソウル(Seoul)、東京(Tokyo)の頭文字をとったもので、1994年のソウル開催以来、韓国・日本・中国の順に3カ国で開催されています。3年ごとに巡ってくる日本開催の第1回(1995)と第2回(1998)は東京で、第3回(2001)には利賀、静岡が、第4回(2004)にはさらに鳥取が開催地に加わり、東京だけではなく全国規模で公演や関連企画を行うようになりました。


17回目にあたる今年は、6巡目の日本開催となります。東京では新国立劇場、こまばアゴラ劇場、アトリエ春風舎、静岡では静岡県舞台芸術公園、鳥取では鳥の劇場を会場として、日中韓俳優出演作品を含む9作品、72公演を行います。

プログラム一覧

新国立劇場のプログラム

期間

2010年7月2日(金)~18日(日)

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こまばアゴラ劇場のプログラム

期間

2010年7月1日(木)~19日(月)

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アトリエ春風舎のプログラム

期間

2010年6月29日(火)~7月19日(月)

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静岡県舞台芸術公園のプログラム

期間

2010年7月3日(土)・4日(日)

静岡開催では、東京にさきがけて『覇王歌行』を上演。〈Shizuoka春の芸術祭2010〉参加作品として、同演劇祭のフィナーレを飾る。

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鳥の劇場のプログラム

期間

2010年7月24日(土)・25日(日)

鳥取開催では、鳥の劇場など3会場を使い、『Wannabe』、『白雪姫』、『そんなに驚くな』の3作品を一日のうちに連続して上演する。24日の上演後には、シンポジウムを予定。

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BeSeTo+(ベセトプラス)

上演にプラスして、BeSeTo演劇祭を満喫できる様々な催しを予定。演劇祭期間中、新国立劇場のホワイエなどで、日中韓の演劇人によるラウンド・テーブル形式のトークなど、さまざまなコミュニケーション・プログラムを開催します。内容の詳細、スケジュール等は、ウェブにて順次お知らせしていきます。

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会場案内

会場 新国立劇場/こまばアゴラ劇場/アトリエ春風舎
静岡県舞台芸術公園
鳥の劇場

主催:第17回BeSeTo演劇祭実行委員会

共催:(財)舞台芸術財団演劇人会議

協力:(財)新国立劇場運営財団

 

平成22年度文化庁国際芸術交流支援事業

平成22年度文化庁芸術拠点形成事業

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