1982年より1999年まで行われた世界演劇祭「利賀フェスティバル」を引き継ぎ、昨年よりスタートした「利賀サマー・アーツ・プログラム」が、今夏第2回目を迎えます。「利賀サマー・アーツ・プログラム」は、舞台芸術の様々な要素を総体的にとらえた企画で、優れた舞台作品の上演をはじめ、芸術家の顕彰・育成と創造活動の支援、舞台芸術と地域社会・政治・経済などとの関係についての考察と提言、地域の小・中・高校生のための演劇体験プログラムやワークショップ、大学生による滞在型創作ワークショップなどを、約1ヶ月間にわたり実施するわが国初の試みです。昨年、演劇界の話題をさらった利賀演出家コンクールには、2回目の今年はさらに高水準の公募作が期待されます。また、国内外の若い芸術家を対象とした利賀演劇塾を今年新たに開講し、教育プログラムもより一層充実。個性的な劇場群をもち、世界の芸術家に愛されてきた利賀。21世紀の舞台芸術のあり方を見据えつつ、「利賀サマー・アーツ・プログラム」は、今年も期待にたがわない内容でお贈りします。
舞台公演プログラム
主催:(財)舞台芸術財団演劇人会議
共催:富山県、利賀村、(財)富山県文化振興財団
協賛・後援:富山県教育委員会、利賀村教育委員会、松翁記念財団、富山大学生活協同組合
日本芸術文化振興会地域芸術文化活性化事業(文化のまちづくり事業)