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事業アーカイブ その他(2004年)

オレグ・タバコフ ワークショップ~ゴーリキー作『どん底』をテクストに

内容:

指導:オレグ・タバコフ

日程:2004年2月17日(火)~29日(日)
場所:静岡県舞台芸術公園内スタジオ 主催:(財)舞台芸術財団演劇人会議
共催:(財)静岡県舞台芸術センター 協力:チェーホフ記念モスクワ芸術座

 

ロシア国立モスクワ芸術座芸術総監督オレグ・タバコフ氏を講師に迎えて行なうドラマツルグに関するレクチャー及びゴーリキー作『どん底』をテキストとする演技・演出指導、作品創造。俳優への緻密な指導と高度なテクスト分析が主なテーマ。

 

オレグ=パブロヴィッチ・タバコフ=Oleg Pavlovich Tabakov
1956年モスクワ芸術座付属演劇学校卒業後、ソブレメンニク劇場の創設に参加。同劇場のプロデューシング・ディレクターを経て1983年モスクワ芸術座付属演劇学校教授に就任。1986年には同校学長に、同年タバコフ劇場も創設した。2000年チェーホフ記念モスクワ芸術座芸術総監督に就任。ソブレメンニク劇場及びモスクワ芸術座にて『十二夜』『アマデウス』『喜びを求めて』『東洋の演壇』など150以上の作品に出演。また、『戦争と平和』など映画出演も多数。演出作品は、モスクワ芸術座のほかオーストリア、デンマーク、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、イギリス、アメリカ、日本などで30作品以上を数える。また、俳優教育においても多大な功績を残しており、パリコンセルバトワール、ハンブルグ芸術アカデミー、カーネギー・メロン大学、デラウェア大学、ジュリアード音楽院、ハーバード大学など世界各地で教鞭をとっている。

 

チェーホフ記念モスクワ芸術座(MXAT)
1898年、ネミロビチ・ダンチェンコとコンスタンチン・スタニスラフスキーによって創立。劇作家チェーホフの数々の名作を初演した劇団/劇場。また、スタニスラフスキーが確立した俳優訓練法(スタニスラフスキー・システム)によって世界演劇界の中心的存在の一つとなっている。日本の現代劇・新劇の創始者、小山内薫たちが大正の初めに渡欧し学んだのもモスクワ芸術座であり、日本の新劇が常に範としてきた劇団/劇場である。

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