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世界の優秀指導者ワークショップ

世界の優秀指導者ワークショップについて

~舞台芸術専門家養成プログラム~


(財)舞台芸術財団演劇人会議では、海外の第一線で活躍する演出家などを招聘して行なう「海外特別講師ワークショップ」を開催しています。このプログラムは、ハイレベルな実践教育を通して、演出家、俳優など舞台芸術の専門家を養成することを目的としたものです。参加者は、世界で学ばれているメソッドや演技・演出技法を指導者から直接学ぶことができます。

過去のワークショップ

2006年

ラタン・ティヤム ワークショップ~『マハーバーラタ』をテクストに

指導:ラタン・ティヤム 日程:2007年2月26日(月)~3月5日(月)
場所:学習院女子大学 主催:(財)舞台芸術財団演劇人会議 共催:学習院女子大学

優秀演出家賞:石井幸一(千葉)『熊野』
優秀演出家賞:石井幸一(千葉)『熊野』

今回のワークショップは、ラタン・ティヤム氏による俳優訓練法と『マハーバーラタ』をもとに創作された著名な現代戯曲『盲目の時代』(The Blind Age)を用いて実践的、集中的に行った。

ラタン・ティヤム / Ratan Thiyam

インドが誇る世界的な演劇人。劇作家、演出家。コーラス・レパートリー・シアター主宰。マニプリの宗教舞踊の名人ラサの息子に生まれ、国立演劇学校卒業後、故郷にもどり劇団を創設。マニプール特有の数々の伝統的な要素を再構成して現代的なテーマを追求した作品創りを進める。俳優の身体ボキャブラリーを豊かにし、伝統文化を現代の感性に再生させるために、伝統分野専門の研究所を設置。技芸の習得だけではなく、世界各国のダンスや演劇関係者のためにワークショップを行い、伝統芸能の継承者たちと共同作業をする実験の場を目ざしている。 ロシア、オランダ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、ペルー、コロンビア、キューバ、オーストリア、日本など、これまで世界100ヶ所以上で公演し成功をおさめ、インド現代劇を代表する劇団として知られている。その芸術的成果と演劇観は、世界の演劇人に多大なる影響を与えている。2003年よりインド政府主催「アジア演劇フェスティバル」の芸術監督。

2005年

オ・テソク ワークショップ~シェイクスピア作『ハムレット』をテクストに

指導:オ・テソク 日程:2005年12月22日(木)~27日(火)
場所:学習院女子大学 主催:(財)舞台芸術財団演劇人会議 共催:学習院女子大学

オ・テソク ワークショップ~シェイクスピア作『ハムレット』をテクストに

オ・テソク氏が書き下ろした「ハムレット」をテクストにして、氏が主宰する劇団木花のメソッドを実践的に学ぶ。

オ・テソク / Oh Tae-sok

1940年生まれ。延世大学哲学科卒業。劇作家、演出家。木花レパートリーカンパニー代表、劇場アルングジ代表、ソウル芸術大学劇作科教授、学科長。大学在籍時から演劇活動をはじめ、1967年、小説『ウエディングドレス』でデビュー。1985年、『アフリカ』で劇団木花を旗揚げ。韓国の伝統演戯・言葉・リズムを現代化し、歴史と社会を描き出す独特な劇世界が特徴であり、韓国現代演劇に大きな影響を与えつづけている。1988年ソウルオリンピック開幕式構成・演出。2004年大韓民国文化芸術賞・演劇舞踊部門大統領賞受賞。日本では、利賀フェスティバル(1988年)をはじめ、三井フェスティバル(1987年)、アゴラ劇場(2002年)など多数の公演を行っている。 劇作家、演出家であり、かつ劇団を主宰するというスタイルを確立した韓国における小劇場演劇の先駆者で、韓国が誇る世界的な演劇人である。

2004年

オレグ・タバコフ ワークショップ~ゴーリキー作『どん底』をテクストに

指導:オレグ・タバコフ 日程:2004年2月17日(火)~29日(日)
場所:静岡県舞台芸術公園内スタジオ 主催:(財)舞台芸術財団演劇人会議 
共催:(財)静岡県舞台芸術センター 協力:チェーホフ記念モスクワ芸術座

オレグ・タバコフ ワークショップ~ゴーリキー作『どん底』をテクストに

ロシア国立モスクワ芸術座芸術総監督オレグ・タバコフ氏を講師に迎えて行なうドラマツルグに関するレクチャー及びゴーリキー作『どん底』をテキストとする演技・演出指導、作品創造。俳優への緻密な指導と高度なテクスト分析が主なテーマ。

オレグ=パブロヴィッチ・タバコフ=Oleg Pavlovich Tabakov

1956年モスクワ芸術座付属演劇学校卒業後、ソブレメンニク劇場の創設に参加。同劇場のプロデューシング・ディレクターを経て1983年モスクワ芸術座付属演劇学校教授に就任。1986年には同校学長に、同年タバコフ劇場も創設した。2000年チェーホフ記念モスクワ芸術座芸術総監督に就任。ソブレメンニク劇場及びモスクワ芸術座にて『十二夜』『アマデウス』『喜びを求めて』『東洋の演壇』など150以上の作品に出演。また、『戦争と平和』など映画出演も多数。演出作品は、モスクワ芸術座のほかオーストリア、デンマーク、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、イギリス、アメリカ、日本などで30作品以上を数える。また、俳優教育においても多大な功績を残しており、パリコンセルバトワール、ハンブルグ芸術アカデミー、カーネギー・メロン大学、デラウェア大学、ジュリアード音楽院、ハーバード大学など世界各地で教鞭をとっている。

チェーホフ記念モスクワ芸術座(MXAT)

1898年、ネミロビチ・ダンチェンコとコンスタンチン・スタニスラフスキーによって創立。劇作家チェーホフの数々の名作を初演した劇団/劇場。また、スタニスラフスキーが確立した俳優訓練法(スタニスラフスキー・システム)によって世界演劇界の中心的存在の一つとなっている。日本の現代劇・新劇の創始者、小山内薫たちが大正の初めに渡欧し学んだのもモスクワ芸術座であり、日本の新劇が常に範としてきた劇団/劇場である。

2002年

アン・ボガートのビュー・ポイントとスズキ・メソッド

指導:アン・ボガート、エレン・ローレン、ウィル・ボンド
日程:2002年12月9日(月)~13日(金)
場所:静岡県舞台芸術公園内スタジオ 主催:(財)舞台芸術財団演劇人会議 
共催:(財)静岡県舞台芸術センター/サラトガ国際演劇センター

アン・ボガートのビュー・ポイントとスズキ・メソッド

アメリカを代表する演出家アン・ボガート氏と彼女と活動を共にする俳優エレン・ローレン氏、ウィル・ボンド氏を迎えてのワークショップ。アン・ボガートの俳優訓練法"ビュー・ポイント"を、氏の直接指導で日本で初めて紹介。サラトガ国際演劇センター(SITI)との共同事業。鈴木忠志の舞台にも数多く出演し、またSITIの中心俳優のエレン・ローレンとウィル・ボンドがアシスタントをつとめた。

アン・ボガート=Anne Bogart

アメリカの現代演劇で最も注目される演出家の一人。『War of the Worlds』(BAMネクスト・ウェイブ・フェスティバル、エジンバラ・フェスティバル)、『Cabin in Pressure』『Alice's Adventures』等、多数の演出作品がある。また、ニューヨーク・シティ・オペラ(The Seven Deadly Sins/ベルトルト・ブレヒト、クルト・ワイル)などオペラの演出のほか、コロンビア大学他の教育機関での指導なども活発に行っている。

サラトガ国際演劇センター(SITI)

1992年、アン・ボガートと鈴木忠志によって、アメリカのニューヨーク州サラトガ市に設立された国際的な演劇組織。ワークショップ、作品の創造、国際共同事業などに取り組んでいる。現在は、アン・ボガードを中心に活動。本部をニューヨーク市に持つ一方、毎年夏に行っているサラトガ市でのワークショップには世界各国の俳優が参加している。エレン・ローレン、ウィル・ボンド他の優れた俳優たちがセンターの運営に携わる集団として、その持続的な活動が注目されている。エレン・ローレンは、鈴木忠志演出の『デュオニソス』『ジュリエット』などに出演、また、スズキ・メソッドをニューヨークのジュリアード音楽院ほかで教える。2001年より、利賀演劇塾の指導もしている。ウィル・ボンドは、鈴木忠志演出『デュオニソス』の日本での公演、ヨーロッパ・ツアーや、ジュリアード音楽院での鈴木のオープン・クラスに出演している。

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