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利賀演劇人コンクール2012 開催決定

2012年04月24日


■期間:7月21日(土)〜8月4日(土) 予定

■会場:富山県利賀芸術公園(富山県南砺市利賀村上百瀬48番地)

舞台芸術財団演劇人会議は、2000年から2007年までの「利賀演出家コンクール」、2008年からの「利賀演劇人コンクール」において、数々の才能を発掘、支援してきました。そして、「地域を越え、国際的に活躍できる演出家の発掘と養成」をコンセプトに、新たなビジョンのもとで再起動します。

○演出力によるコンペティション
演出家を受賞対象とします。演出家の知的構想力・造型力が求められるのはもちろん、それが俳優・スタッフとの共同作業により実現されていることが望まれます。昨年までの利賀演劇人コンクールの理念を受け継ぎ、優れた俳優・スタッフの仕事に対しては奨励賞として表彰します。

○受賞者への継続的な支援
コンクールでの授賞を、受賞者のその後の演劇活動のプロセスの中で捉え、2〜3年間の期間を念頭に継続的に支援していきます。具体的には、
・利賀芸術公園でのレジデンス制作
・フランス・ジュヌビリエ国立演劇センターとの交換プログラムへの参加
・BeSeTo演劇祭・静岡県舞台芸術センター(SPAC)・鳥の劇場・こまばアゴラ劇場等、国内外の劇場プログラムでの上演、舞台芸術フェスティバルへの参加
のほか、利賀に集う演劇人とのネットワーク、有形無形の協力関係のなかで、創作と制作の両面にわたり、受賞者のその後の活動に相応しい支援を検討していきます。

今日、舞台芸術のあり方はますます多様化し、その可能性も広がっています。自由な発想力、課題戯曲への的確な取り組み、演技・スタッフワークの創造性を生かした上演により、演劇の可能性を押し拡げるような、優れた作品が上演されることを願ってやみません。


〜富山県利賀芸術公園〜
1976年から鈴木忠志とSCOTが活動拠点としたことから演劇の国際的な拠点として発展。合掌造りを改造した劇場、古代ギリシアに原型を求めた野外劇場のほか、宿泊施設、レストハウスなどからなる舞台芸術のための専門施設。1982年には日本で初めての世界演劇祭「利賀フェスティバル」を開催、磯崎新設計による野外劇場が建設された。その後も劇場の新設・整備が進み、「利賀サマーアーツプログラム」、「SCOTサマー・シーズン」など現在まで様々な公演が行われている。
富山県南砺市利賀村上百瀬 http://www.togapk.net/

〜利賀演出家コンクール/利賀演劇人コンクール〜
2000年から、舞台芸術財団演劇人会議の主催により、利賀の夏のプログラムとして行われている。これまで、ペーター・ゲスナー(うずめ劇場)、関美能留(三条会)、中島諒人(鳥の劇場)、神里雄大(岡崎藝術座)ほか現在でも国内外で活躍している演出家が最優秀演出家賞を受賞、若手演出家・演劇人の登竜門となっている。


■選考スケジュール(予定)
課題戯曲の上演による審査となります。

・募集開始:2012年5月上旬
舞台芸術財団演劇人会議Webサイトで募集概要を発表します。
https://www.jpaf.or.jp

・一次審査
応募書類・資料による一次審査で上演審査に参加していただく演出家・団体を選定いたします。上演審査参加団体に対して現地説明会を行います。

・上演審査
7月21日(土)〜8月4日(土)の期間中に利賀芸術公園内で上演。

■審査員
平田オリザ(舞台芸術財団演劇人会議理事長、青年団主宰、こまばアゴラ劇場芸術監督)
宮城聰(静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
ほか



●詳細は応募開始時に公開する募集要項で発表します。

お問合せ:(財)舞台芸術財団演劇人会議
engekijin@jpaf.or.jp
TEL:03-3445-8010
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