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事業アーカイブ その他(2007年)

ラタン・ティヤム ワークショップ〜『マハーバーラタ』をテクストに

内容:

2002年より毎年、海外の優れた演出家を招いて行っている海外特別講師ワークショップの今年は、インドを代表する演出家ラタン・ティヤム氏を招いて行うことになりました。ラタン・ティヤム氏は、インド・マニプール地方を拠点として、世界各地で上演活動を行っています。現代的なテーマと、伝統的な身体感覚を取り入れた動きと発声による集団の集中力にあふれた舞台が特徴です。
今回のワークショップは、ティヤム氏による俳優訓練法と「マハーバーラタ」をもとに創作された著名な現代戯曲『盲目の時代』(The Blind Age)を用いて実践的、集中的に行ないます。

指 導:ラタン・ティヤム
日 程:2007年2月26日(月)〜3月5日(月)
場 所:学習院女子大学
主 催:(財)舞台芸術財団演劇人会議
共 催:学習院女子大学

ラタン・ティヤム / Ratan Thiyam
インドが誇る世界的な演劇人。劇作家、演出家。コーラス・レパートリー・シアター主宰。マニプリの宗教舞踊の名人ラサの息子に生まれ、国立演劇学校卒業後、故郷にもどり劇団を創設。マニプール特有の数々の伝統的な要素を再構成して現代的なテーマを追求した作品創りを進める。俳優の身体ボキャブラリーを豊かにし、伝統文化を現代の感性に再生させるために、伝統分野専門の研究所を設置。技芸の習得だけではなく、世界各国のダンスや演劇関係者のためにワークショップを行い、伝統芸能の継承者たちと共同作業をする実験の場を目ざしている。ロシア、オランダ、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、ペルー、コロンビア、キューバ、オーストリア、日本など、これまで世界100ヶ所以上で公演し成功をおさめ、インド現代劇を代表する劇団として知られている。その芸術的成果と演劇観は、世界の演劇人に多大なる影響を与えている。2003年よりインド政府主催「アジア演劇フェスティバル」の芸術監督。

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